中村・ニック・泰貴君の展示会
3月19日木曜日。妻と一緒に次女杏奈の夫のブランドの初展示会に行ってきた。杏奈も一緒にいて手伝っている。フォーマルな上着やパンツを彼なりに崩して、普段使いもできるようなデザインのものが並んでいる。
僕は子供の頃から、母親に連れられてデパートに行くと、自分の服を買ってもらうにもかかわらず、一緒に連れまわされるのが嫌いで、最初に戦艦大和やゼロ戦などのプラモデルを買ってもらって、椅子がある所や階段の所に部品を広げて、一人で作っているが、母親が僕に合っているものを選んで僕の所に戻って来ると、今度は何着も着せ替えさせられた。それで結局1着か2着選ぶわけだが、それが面倒くさくて嫌だった。
そんな僕なのに、展示会では、妻や杏奈がかわるがわる、
「これ着てみて!」
「このズボン履いてみて!」
と持ってきて、その度に、いったい何度試着室に入ったことか。



練習が集中する祭日と週末
3月20日金曜日「春分の日」の午後は、東大コールアカデミーのOB合唱団「アカデミカ・コール」の練習。21日土曜日は、午前中が「東京バロック・スコラーズ」で、夜が「志木第九の会」の練習。翌日の22日日曜日には、朝から新幹線に乗って浜松に行き、「浜松バッハ研究会」の練習と、3日間、4つの合唱団の練習に明け暮れた。
4月には二つの団体が演奏会を控えている。4月18日土曜日に浜松アクトシティでバッハ作曲「ヨハネ受難曲」演奏会があり、その翌週の26日日曜日は、東京バロック・スコラーズの演奏会だ。
僕は最近よく思う。合唱の練習の場合、特に僕は理屈でみんなを納得させるのではなく、自分で歌ってほぼ口移しという感じで練習を進めていくので、とても疲れるはずなのに、全然疲れない。誕生日が来て、もう71歳なのにね。
特に、昨日の浜松バッハ研究会の「ヨハネ受難曲」の練習では、チェンバロの音に設定したキーボードを自分で弾きながら、福音史家のレシタティーヴォを全部歌い、そのまま合唱の指揮に移っていく。
昨日は、合唱団に加えてソプラノの飯田みち代さんとバスの初鹿野剛さんが加わっていたので、そこは歌わなくて良かったが、一応アリアも含めて全曲を止めながら通したので、他のアリアは歌いながら指揮した。
一方、アカデミカコールは、今週末(3月28日土曜日)に控えている、北海道大学・東北大学・東京大学の三大学OBジョイントコンサートの演目の内、アカデミカコールが単独で担当する演目の練習だった。
先日現役の演奏会で指揮したばかりだが、谷川俊太郎作詩、木下牧子作曲「地平線のかなたへ」という比較的若者向けの組曲は、結構新鮮で楽しい。前にも、現役演奏会のプログラムの文章を掲載したと思うけれど、「ネロ」という終曲にとても思い入れがある。というか、思い入れを自動的にしてしまうのだ。かつて我が家で飼っていたタンタンというミニチュアダックスフントが死んでしまった悲しみが、練習する度に溢れてくるのだが、今では、その悲しみと同じくらい、一匹の犬にそこまで愛情を注くことができた事への感謝が胸を支配する。
タンタンが亡くなったのは、2012年の5月なので、もう14年も前の話だ。それから、もう犬を飼うのはやめよう、と思って今日に至っているが、その次の年に長女に子供が生まれた。それからワケあって長女が我が家に舞い戻り、孫の杏樹と一緒に住んでみたら、まるでタンタンの生まれ変わりのように分からんチンのやんちゃ娘なので、半分タンタンだと思って接している“溺愛のジージ”です。
三大学OBジョイントコンサートは、3月28日土曜日。府中の森芸術劇場どりーむホールで13時30分開演。僕が合同演奏の「東京キッド」でジャズっぽいピアノを弾くこともあるので、興味のある方は足を運んでください。
天才の業
志木第九の会では、メイン・プログラムのモーツァルト「レクィエム」の前に、アンコール・ピースであるAve verum corpusを練習した。稽古を付けながら、この簡素で短い音楽に、僕はあらためて衝撃を受けていた。何気なく書かれていて、何気なく演奏できるが、モーツァルトの天才をもってしか作れない、まさに天才の技がそこにある。


家の中で引っ越しだ!
孫娘の杏樹がこの4月から中学生になるので、今僕が書斎として使っている、我が家の中で一番小さい部屋を杏樹専用の部屋にし、彼女はひとりでそこで勉強し、寝ることになる。その隣の部屋は、これまで彼女の机がありながら母親の志保が一緒に寝ていたが、僕は反対にデスクをそこに移す。
そこでもう一週間くらい前から、少しずつ整理をし、本棚の中のもう絶対に読まないだろうなという本から処分に入ったが、いやいや!大変ですなあ。あ、こんなとこにこの本あったのか!なんて思って、気が付いてみたら、片付けを忘れて本を読みふけっていたり・・・おっとっと!う~~ん・・・でもなあ・・・ブックオフに出すのもなあ・・・なんて思ってると妻が横から、
「何やってんのよ!早く捨てるにしても戻すにしても決めないと、永久に終わらないわよ!」
と怒鳴る。
表面が汚れてないものは、分倍河原にある大きなブックオフに持って行ったが、あんまりお金にはならないなあ・・・とはいえ、引き取ってくれない事はなくて、一番安いものでも5円で引き取ってくれている。でもさあ・・・安くても千円くらい払って買った本が5円だぜ!どう思う?
ということで、3月25日水曜日が決行日だ。すでに家の中がグチャグチャになりかけているが、この2日くらいで、一度完全にカオスになっていくだろう。また部屋を変えても、全てが整理されるまで、いつまでかかるか分からない。
という、落ち着かない今日この頃であります。
2026. 3.23
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